子供とスキーレッスン♪

入門編

01.3.28更新

子供にスキーを教える、子供とスキーを楽しむためには避けては通れない関門です。
じゃあ、どうやって教えるのがいいのか、ってことが問題になってくるでしょう。
ゲレンデでは、いろいろなやり方でレッスンしている親子がいます。
最近はそのためのいろいろなグッズも売られています。
しかし、見ていてかなり危なっかしいやり方をしている人が多いのです。
「ウチにはウチのやり方がある、よけいなお世話!」って人もいるでしょう。
それならそれでしようがありませんが、もしちょっとでも読んでみてやろうじゃないかと思ったら読んでってください。
あびはインストラクターでもなんでもありませんが、あびのこれまでの経験から学んだことばかりですので…

では、あび流『子供と楽しくレッスン・スキー入門編』を伝授いたしたいと思います。
スクール活用術
これを抜きにしてスキーレッスンは語れないでしょう。
インストラクターはその道のプロです。
学ぶところは親子共々たくさんあります。
子供の場合、たった2時間の半日レッスンでも、目に見えて変化があらわれることもめずらしくありません。
また、子供がナカナカ出来ない時、親はどうしてもイライラしてしまいがちですが、インストラクターは親とちがって感情的に怒ることはまずありません。

では、スクールに入れるときの注意点ですが、受入れ可能な年齢(スキー場によってかなりちがいます)、1班あたりの人数くらいは確認しておいたほうがいいでしょう。
せっかく行ったのに断られたり、入ったはいいけど、人数が多すぎて子供にとってつまらなかったりすることもあります。
そのほかわからないことはしっかり聞いておきます。
電話をかける時間帯としては、お昼の休憩時間やレッスン終了後あたりがいいと思います。
その他の時間帯(レッスン中など)だと、肝心のインストラクターがいません。

実際のレッスンですが、小さい子供のクラスの場合、雪合戦などの雪遊びも取り入れながらレッスンしていきます。
子供が小さいほど、見た目には雪遊び付き託児所のようです。
親にとっては時間いっぱいレッスンしてくれないともったいない気がしますが、まずは雪が大好きになることが大事ですし、体力のない子供にとってはず〜っとレッスンでは疲れてしまい、ヘタをするとスキーそのものが嫌いになってしまうかもしれません。
スキーが楽しいと思うようになれば、親が休憩したいと言っても聞いてはくれません。
これはウチの子に限ったことではないようです。
あー様はリフトの運転開始から終了までみっちり滑り続けたこともあります。
ほとんど休憩させてはもらえませんでした。

そしてレッスンが終わったら、お礼を言ってさっさとお茶しに…ではいけません。
せっかくイントラと話すチャンスなのです。
子供のレッスンの様子を詳しく聞き、この後どういうところに気をつけて滑るか、どういうふうに教えたらいいか等をしっかり聞きましょう。
それをきっちりやってこそ受講料のモトが取れるのです。
むしろ、そうでなければスクールに入れた意味がありません。
イントラも人によって、こちらから聞かないとあまり話さない人もいます。(性格の違いでしょう)
でも、逆にこちらからいろいろ聞けば、きっちり教えてくれます。
だってみんな好きでやってる人ばっかりですから。


グッズ編
ボーゲンヘルパー

ウチの娘は『魔法の道具』と呼んでいました。
ホントに簡単にボーゲンが出来ちゃいます。
商品名はいろいろありますが、ボーゲンの練習をする時に、板の先端が開いてしまわないように使う物ですが、コレはかなり使えるのでオススメです。
ただし、最初の数回しか使いませんが…
子供の場合足の力がまだ弱いので、止まるだけでも大変で、すぐに先端が開いて、股裂き状態に。
コレを防止し、ボーゲンで止まる感覚を覚えるのに役に立ちます。
ボーゲンでまっすぐ滑って、止まれるようになればもう卒業です。
ハーネス?

正式名称は知りませんが、要するに犬の散歩のときに使うヒモのような物(見た目が)です。
スキー場で使っている人はけっこういますが、我が家では『犬の散歩』と呼んでいます。
子供がオーバースピードにならないように使う物らしいですが、これはあまりオススメできません。
スピードコントロールは、子供がまずはボーゲンをマスターして、自分で感覚として体で覚えなければなりません。
暴走しそうになったら親が後ろからヒモで引っぱる?
体を圧迫しない構造になってるようですが、見ていると転倒することも多いようで、いつまでたっても自分で止まることが覚えられません。
親が気分的に安心なだけのように思います。
パンダスキー

なぜパンダなのか?
私はいつも疑問に思っていますが、そんなことはこの際どうでもいい。
プラスチック製のスキーで、エッジの付いていない物です。
エッジがないので、当然斜面で止まることは出来ません。
ということで、これはあくまでも雪遊びの延長と考えたほうがいいでしょう。
まだスキーが履けない小さな子をスキー板に慣れさせるためのステップといったところでしょうか。

が、これを入門用スキーと勘違いしている人も多いようです。
エッジがないスキーのリフト乗車は禁止されているスキー場が多いです。
なのに、ゲレンデで見たことがあります。(禁止のスキー場で)
リフトマンの見落としか、それともお客様に注意しにくいのか。
いずれにせよ、危険なのでやめましょう。


レッスン編
さて、肝心のレッスンです。
まず、必要最低限の条件。
『親がバックでボーゲンが出来ること』
これが出来ない人は、最初はスクールにお願いしましょう。

まず、最初のうちはストックは要りませんので、しまっておきます。
平らなところで片方だけ板をはき、しばらくグルグル歩いて板に慣れます。
慣れてきたら両方はいて歩いてみましょう。
まだボーゲンヘルパーは使いません。
前進、カニさん歩きなどやってみましょう。
この辺はリフトに乗るときの練習も兼ねているので、斜面を滑りたい気持ちをグッとこらえて、手を抜かないように。

板をはいた感覚に慣れたら、少し斜面を滑ってみましょう。
歩いて少し登って、板をはき、ボーゲンヘルパーを装着。
ボーゲンでまっすぐ下向き、直滑降の状態にします。
このとき親はバック、つまり子供のほうを向きます。
「パパorママが受け止めてあげるから大丈夫だよ!」って安心させてあげるといいですよ。

小さい子供に『ハ』の字なんてわかりませんから、『さんかく』というとわかりやすいでしょう。
止まる時は『大きい三角』、滑る時は『小さい三角』です。
大きい三角と小さい三角と繰り返してスピードコントロールすることを教えます。

とりあえず止まることが出来れば、リフトに乗っても大丈夫。
なるべく早めにリフトに乗せてあげましょう。
歩いて登ることの連続は、親子とも地獄です。
リフトに乗ってあがってしまえば、後は下へ下りる一方。
ラクチン、ラクチン。

が、ココでまたやっかいなのが、リフトの乗り方、降り方。
まず、座る位置としては、親の利き手側(右利きなら右側)に子供を座らせましょう。
この時点では子供はまだストックを持ってないので、 乗り場までは親が押していってやります。
リフトの搬機(イス)が高い場合は、少し持ち上げて座らせてあげます。

そして初心者がパニックになりやすい降り場。
「イチ、ニノ、サン!」てな感じで声をかけて立ち上がると、子供も怖がらずにいけるでしょう。
乗る前のイメトレも大事。
バカにしちゃあいけません。